コラム

母親に頭があがらない40過ぎのマザコン夫

マザコン=幼少時の母子密着が大人になっても続いている

マザコンが問題になるときは

女性に不人気な夫(男)としてあげられるのがマザコンです。

「マザコン男と結婚してしまったら人生おしまいだ!」と思っている女性はかなり多いと言われています。

でも、結婚してから実はマザコンだったという事実、恋愛中にはマゾコンを隠している男性が多いようです。

 

しかし、大抵の男性は、母親に対して特別な感情を抱いているものです。

自分を産み、育ててくれた人なのですから、人として当然と言えば当然んでしょう。

男は、程度の差こそあれ、みんなマザコンだという説もあるほどです。

 

女性は「マザコン」と聞いただけで過剰に反応する傾向がありますが、ちょっと考えてみて下さい。

あなたの夫(彼)が、もし母親に冷たく当たる人だったらどうでしょうか?

それはそれで、あまり気持ちの良いものではありません。

 

実際のところ、男性が母親に優しいだけなら、パートナーとの間に大きな波風は立ちません。

マザコンが問題になるのは、そのことでパートナー(妻)との関係に支障が出るときです。

例えば、彼女(妻)が作った料理に対して「おふくろの味付けと違う!」と文句を言うのは、女性が忌み嫌うマザコン男の典型です。

彼女と母親を比べたり、彼女よりも母親の意見を優先したりしたときに、彼女の怒りが爆発してしまいます。

過干渉な母親と影の薄い父親

幼少時、大抵の男の子は母親が大好きです。

お風呂に入るのも寝るのも一緒。何か困ったことや悲しいことがあれば、母親に泣いて訴えます。

しかし、成長とともに、男の子も母親以外の世界に目を向けていきます。

そして、友達や恋人が母親よりも大切になっていくのです。

問題のあるマザコンとは?

この前項で説明して「母子分離」がうまくできずに、大人になっても精神的な母子密着が続いている状態を指します。

自分自身の意思がなく、母親の意向ばかりをうかがいます。

進学や就職、恋人さえも、母親が気に入るかどうかを重視して選びます。

母親の過干渉に加え、両親が不仲、あるいは父親が不在という家庭環境で、こうしたマザコン男が出来上がることが多いようです。

たまたま好きになった男がマザコンだった場合、「すぐにわかれる」と言う人も多いかもしれません。

迷いがなければ、それもよいでしょう。

ただし冒頭でも述べたように、マザコンの要素がまったくない男などいません。

 

マザコンの程度を見極める

結婚してから後悔しないように、付き合っている間にいかにマザコンかどうかを見極める必要があります。

彼の母親の話題をふったり、聞いたりしてそれに対して熱弁をふるうようでしたら、その彼は過度なマザコンに違いありません。

彼のマザコンの程度を見極め、二人の関係を脅かすかどうかを判断基準にしてみるのがベストです。

 

※マザコン:マザー・コンプレックス。母親に対して、強い愛着や執着を抱くこと。母親に対する強い憎しみに捕らわれているような状態も含む。

 

エディプス・コンプレックス

子供の発達過程に必要なエディプス・コンプレックス

マザー・コンプレックス(マザコン)は、心理学用語ではなく、和製英語にあたります。

ファーザー・コンプレックス(ファザコン)も同様です。

マザコンに当たる心理用語にエディプス・コンプレックスがあります。

オーストラリアの精神分析学者フロイトによると、4~6歳はエディプス期といい、異性への関心が初めて芽生える時期だとされています。

 

男の子であれば、最も身近な異性である母親に性的関心を持つようになります。

そして、母親のパートナーである父親を邪魔者に感じるようになるのです。

しかし、子供は成長するに従い、うとましく感じていた父親の偉大さを目の当たりにします。

そして、父親の女であるところの母親をあきらめ、もっと広い世界に目を向けるようになります。

これが、フロイトが提示したエディプス・コンプレックスというものです。

フロイトはこれを人間の心的発達過程の一つと考えました。