コラム

反社会性パーソナリティ障害とは?

すぐにキレる、暴力をふるう

反社会性パーソナリティ障害は良心の呵責を感じない

短気なだけ?それとも。

あなたのパートナーが短気で悩んでいるという人はいませんか?

 

楽しく話していたかと思えば、些細なことですぐカッ!となって怒り出してしまい、その辺にある物を壊したり、暴力をふるったり。

こんなことでは、せっかくのデートも台無しです。

 

「キレる」や、「暴力をふるう」頻度が高く、そのほかにもウソをつく、モノを盗むなどの行動が見られるようならば、それはもしかして「反社会性パーソナリティ障害」かもしれません。

心のストッパーが働かない

暴力やウソ、盗み・・・。


こうしたことは「してはいけないこと」、反社会的な行動であると教えられて私たちは育っています。

そのため、就学するくらいの年齢になれば、こうした行為を思いとどまるストッパーが
心の中に出来上がり、それが働くことで、反社会的行動をとらなくなるのが普通です。

 

ところが中には、このストッパーが働かない人がいます。

人口の約2%の人に見られ、気に入らないことがあるとすぐに暴力をふるったり、自分の利益のためなら平気でウソをついたりします。

また、人を傷つけることに良心の呵責をほとんど、あるいはまったく感じないという特徴があります。

 

男女比は3 : 1で男性が多く、アルコール依存症や薬物依存症に陥りやすくとされています。

依存症治療で入院した人が、反社会性パーソナリティ 障害であると診断されるケースが多いようです。

反社会性パーソナリティ 障害というと、その名称から、傲慢で暴力的な風貌をイメージするかもしれません。

実際はというと、魅力的に見える人物も多く、女性にモテない訳でもないのが意外です。

 

しかし、自分の利益や享楽のために平気で人を傷つけるため、悩む恋人があとを絶たないようです。

治療により完治するといったものではありませんが、10代後半をピークに症状が目立たなくなっていくことが多いようです。

 

「反社会性パーソナリティ障害」自己チェック

反社会的行動が15歳以前から始まり、18歳を過ぎても続いている人で、次のうち3つ以上に当てはまる人は、反社会性パ-ソナリティ障害の疑いがあります。

 

□法を守ったり、社会的規範に従う事ができない。

□個人的利益や享楽のために、人を騙したり、ウソをついたりする。

□衝動的で先々の計画を立てられない。

□攻撃的で短期。フラストレーションに対する耐性が非常に低く、ケンカや暴力沙汰を繰り返す。

□暴走族などのように、自分、他人を問わず、身体的安全を無視する。

□一貫して無責任で、仕事が長続きしない。経済的な支払い義務を果たさない。

 

□良心の呵責が欠如している。人を傷つけたり、動物を虐待したり、モノを盗んだりすることに躊躇しない。それを正当化することもある。

 

アメリカ精神医学会発表の「精神障害の分類と診断の手引き」(DSM-IV)を改編

 

アルコール依存症:薬物依存症の一種。強迫的に飲酒行為を繰り返す精神疾患。飲酒のしかたは、常習飲酒、周期飲酒、機会飲酒に分けられる。

 

薬物依存症:薬物を摂取することで気分が高揚し、依存状態になること。依存状態は、身体依存と精神依存の二つに分けられる。薬物が切れると、手が震えたり全身がけいれんしたりと離脱症状が現れる。