
・今から始める「自分年金」
われわれサラリーマンの給料からは、毎月厚生年金などが自動的に引かれています。
それは、将来もらう年金の積み立てのようなもの。
年金に関しては、お役所でなんだかんだ問題が生じて、ほんとに貰えるのか?と、疑ってしまいます。
厚生労働省によると、今後年金は最低でも2割カットされる見通しらしく、しかもこの見通しは賃金、物価、共に上昇、年金運用の好利回りが続くという、非常に甘い見通しによるもののようだ。
そんな景気の良い話しなどどこにもないし、見通しだってたっていないのにどうしてそういう予測になるのだろうか?
お役所仕事って、そういうもんなのか?
果たして自分の将来が、そんな2割カットされた年金だけで生活していけるだろうか?
とても難しい話し。だからこそ今から資産運用して自分年金で老後に備える必要が不可欠なのです。
・退職後の経済状況は?
平成27年度の国民年金の平均受給額は、約5万5千円です。
これだけではとても生活していけませんね。一方、厚生年金の平均受給額は14万5千円。
そこから2割カットされた場合11万6千円になり、厳しい生活になる予測は立ちますね。
現在の見通しでは、団塊のジュニア世代が2040年頃に大量退職した場合、「老後破綻」がおこり「生活保護」は崩壊するのではないか?と囁かれています。
現在、若者が減少しているなかで、手厚い公的制度など望める訳もなく、もちろん行政にも頼ることはできないため、自分で備えておかないとつらい老後が待っています。
・自分年金作りには投資が必要

自分年金を作るには投資が必要です。何の投資がいいのか?それは「株式」です。
株といえば、優良銘柄を買わないと・・・と思いがちですが、それは一昔前の話しですね。
それは、銘柄がはずれだった場合のリスクが、あまりにも大きいので、現在の主流は「株価指数のの構成銘柄をまるごと買う」ことと言う話しです。
端的にいえば「株価指数取引き」になります。
・株価指数とは?
複数の銘柄を選択し、それぞれの銘柄の平均値を算出したもの。
有名どころでは、日本の日経225や、アメリカのダウ平均などになります。
・株価指数取引のメリット

個別株選定の手間と、倒産のリスクがないのが最大のメリットになりますね。
今の世界経済は、アメリカ・イギリス・ドイツの3か国で、世界の株式市場の約8割を占めていると言われています。
その3か国に日本を加えた4か国の株価指数を購入しておくことで、世界の株式市場全体に分散投資するような効果に期待が持てます。
・株価指数CFDで作る自分年金

金融のプロが語る自分年金作りには、株価指数CFDがオススメだそうだ。
それは、日・米・英・独の株価指数への投資が簡単にできる便利な商品だから。
その中でも、アメリカとイギリスの株価指数は高配当なので、その2国を利用するそうです。
例えば、100万円を元手に高配当利回りのイギリスの株価指数「FTSE100」をCFDで購入する場合、リスクを抑えて4単位だけ購入します。
1単位は年間約3万の配当が期待できるため、4単位購入の場合年間12万円ななります。
配当が25万円たまるごとに「FTSE100」を1単位ずつ買い増して行くことで、21年目には配当だけで年間約100万円を受け取れることになります。
しかも22年目の口座残高は1000万円を超える計算になるので、そのメリットは大きいです。
始める時期が早ければ早いほど、老後の支えになるのは間違いないですね。
【株価指数CFDのメリット】
・少額資金で始められる
・個別銘柄選定必要なし
・海外株取引OK
・24時間祝日取引可能
ただ、ここでの注意が必要なのは、低いとはいいつつもリスクは常について回ることです。必ず儲かるということはありません。
その道のプロとしっかり相談して初めてみるのも手ですね。