
40年以上生きていると、すでに顔の肌トラブルや老化は避けては通れません。
肌を清潔にリセットすることが、40代男のスキンケアの基本になります!
それは、しっかりとした洗顔によってリセットされていきます。
洗顔の目的は皮脂を落とす事
洗顔の最大の目的は「余分な皮脂を落とす」ことになります。
その理由としては、肌に残っている皮脂は、空気にあたって酸化してしまうと、肌の老化や肌荒れを起こす物質へと変化していくからです。
Tゾーンや小鼻の周辺などって、皮脂の分泌が活発な部分なので毛穴が開きがちですが、それは、酸化した皮脂が肌へダメージを与えた結果、毛穴が広がった事になります。
また、洗顔の注意点としては、1日2回を限度とします。
特に脂っぽいオイリー肌の人って、洗顔をし過ぎる傾向にありますが、それは、皮脂膜を取ってしまいそれを補おうとして、逆に皮脂の分泌が活発化し、余計に脂っぽくなってしまうからです。
まさに悪循環に陥ってしまうという事ですね。

また、力任せにゴシゴシ洗うのもNGです。手で肌を擦るときに生じる摩擦が刺激となり、シミやシワを作る原因になるからです。
40歳を過ぎた男性で、顔にシミとシワが多い人って結構見かけますよね。
まさにそれが原因かもしれません。
それと、眉間やこめかみなども洗い忘れずに、細かい部分もしっかりと洗って十分に洗い流してください。
髪の生え際やあごの下などに泡がついたままって事も多々あると思いますので。
劣化を防ぐ洗顔のまとめ
①洗顔は1日2回まで
②力まかせにゴシゴシ洗わない
③すすぎは十分にしっかり行う
洗顔料の選び方
いまやメンズ用の洗顔料ってさまざまな種類が発売されています。
40代男性に限らず、自分にあった洗顔料を選ぶとい事が基準にはなりますが、具体的には汚れを落とす洗浄力と低刺激なものを選ぶことが基準になります。
皮脂を落とす洗浄力に注目

前項でまとめた通り、余分な皮脂を落とすことが洗顔で重要な事になります。
そう考えた場合、洗浄力の強い洗顔料によって、皮脂を落とせるという事になります。
洗顔後に、肌に触れるとキュッと音がしたり、またはタオルで拭いた後に顔がつっぱるとい感じが、皮脂がきちんとおちた目安になります。
ただ、ごくまれに洗顔後に粉をふいている箇所があった場合、それは皮脂の落とし過ぎの証拠です。
人によって、オイリー肌、ノンオイリー肌があります。
オイリー肌(脂性)の方は、洗浄力の強いタイプや固形石鹸でも問題ないと思いますが、 ノンオイリー肌の方の場合、低刺激で肌にやさしい洗顔料を使用しないと、皮脂を落としすぎてしまう可能性があります。
よく、スクラブ入りの洗顔料がありますが、スクラブで肌をこすると肌が黒ずむ原因になったりすので注意が必要です。
洗顔料のタイプと特徴
①固形石鹸:肌へのトラブルが少なく洗浄力は強め。添加物や余分な油分を含まないものが多い。
②クリーム:洗浄力は弱め。やわらかいクリーム状なので肌にやさしいイメージ。
③フォーム:一般的には洗浄力は弱め。フォーム(泡)タイプなので水分が多く含まれている。
④ジェル:洗浄力は弱め。透明なジェルは低刺激なイメージで作られている。
⑤粉:洗浄力は商品によって異なる。洗顔時に水を含ませて泡立たせて使用するタイプ。
大まかに分類しましたが、ご自分に合う洗浄力や成分を見て使用しましょう。